マイナンバーカードによる地域ポイントアプリの提供開始
株式会社小田原機器(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:丸山 明義、以下:小田原機器)は、マイナンバーカードソリューションとして、自治体向けに展開する地域ポイントアプリの提供及び事業展開を開始いたします。
今般、当社は、第一号案件として、神奈川県小田原市(市長:守屋 輝彦)が令和5年度デジタル田園都市国家構想交付金を活用し進めている「デジタルブラブラ城下町(デジブラ城下町)をハブとした多拠点ネットワーク型まちづくり事業」の取り組みの一環として展開する地域ポイントアプリに関する開発・運用業務を同市より受注いたしました。当該地域ポイントアプリは2024年春の運用開始が予定されています。
当社が開発する地域ポイントアプリは、地域住民及び観光客を対象とするスマートフォン(iOS及びAndroid)向けアプリケーションで、マイナンバーカードによる共通IDの発行及び地域ポイントの付与を通じて、地域活性化のための様々な機能を提供していくものとなります。
また、この地域ポイントアプリは、その様々な機能を通じて収集される人流や購買履歴等のデータを、自治体における様々なデータを集積し活用するためのプラットフォームであるデータ連携基盤(都市OS)に連携し、自治体が展開する住民あるいは観光客向けの諸施策のより効果的な評価・改善・実行を支援していくツールとなります。
デジタル田園都市国家構想による交付金の後押しを受け、これからのデジタル社会の基盤となるマイナンバーカードを活用する様々なサービスの社会実装が地方自治体主導で進められております。当社では、今回の小田原市への地域ポイントアプリの提供を契機に、マイナンバーカードの利点を活かした地域ポイントサービス事業を本格的に展開してまいります。
今後、アプリ機能の拡張をさらに図り、地域公共交通との連携機能等、地域サービスに関する様々な分野において連携可能なサービスを搭載するアプリケーションの実現(スーパーアプリ化)を目指すとともに、スマートフォン向けアプリに限らず、マイナンバーカードを用いた自治体向けソリューションの実現及び展開を目指してまいります。
■小田原市向け「地域ポイントアプリ」について
【人が動いてまちが見える地域ポイントアプリ】
「来た甲斐があった」「住んでいてよかった」をつくる、地域ポイントアプリです。
アプリを通じて「楽しみ」と「安心」をつくり、まちの魅力を知ってもらうことで、人の移動と周遊を促進。
マイナンバーカードによって共通IDを発行し、周遊・消費活動のデータを収集、ユーザーの特性を解析。データによる施策の評価・改善・実行を素早く回すことで、まちの現状や課題を見える化・データを活用したまちづくりを推進します。
【具体的なソリューション】
・市内の周遊・イベントやボランティア参加者に、ポイントやデジタルクーポンを付与
・キャッシュレス決済と連携し、貯めたポイントを街中での買い物で利用可能
・ポイントの寄付や、ポイント贈りあいを通じて、人とまちの繋がりを強固に
・様々なイベント情報や、災害時には防災情報をプッシュ通知
・マイナンバーカードにより、属性に応じた追加コンテンツや、地域密着型のサービスを
提供
地域ID発行機能とデータ連携基盤との接続機能によって、ポイントアプリとしての機能に留まらず、健康づくり・地域交通の活性化・防災・医療福祉・環境保護など様々な分野において連携可能なサービスを搭載。まちの基盤となるアプリとして、施策横串の実行と分析を実現します。
【対処できる自治体の課題】
・市内、市街地の空洞化
・施策ごとにデータを集めており、地域全体で横串での施策分析が困難
・まちの現状理解、新たな施策の立案・実行に時間がかかっている
■小田原機器について
社是「開拓の精神で社会に奉仕する」のもと、地域社会の人びとの移動と暮らしを支える
ONLY ONE企業を目指しています。
運賃収受システムに加え、まちづくりの主体となる地方行政、またサービスの利用者となる地域住民や、訪問観光客が直接触れるサービスを拡げていき、公共交通のインフラづくりに役立つ新しい商品とサービスを提供します。
地域の移動手段を担う公共交通事業者のみならず、地域公共交通の活用ならびに地域全体の活性化をサポートします。
URL https://www.odawarakiki.com/
本件(ニュースリリース)に関するお問い合わせ先
contact_NBPD@odawarakiki.com